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ソン・イルグク(宋 一国)(SONG IL KOOK)さんを描く

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ソン・イルグク(宋 一国)さんと、共演者を描く

ソウル一人旅 二日目の②

えーと・・・そうそう、前回「昌徳宮」をガイドさん付きでまわったコースは、「後苑」という場所で、
宮廷のさらに奥にある自然の地形を生かして作った、広大な王室の休憩所です。  
森の中にひっそりと点在する東屋は、それぞれ趣があって、素敵だったな~!
モミジが群生していたので、紅葉の時期は、さぞかし美しい景観だろうな~と想像できました。
景色は素晴らしいけど、なんせ急な山坂だらけのコースなもんで、きつかった~~~!

2時間近くかけて一周したあとは、もうクタクタで、芝生にしばらく座り込んでしまった^^;
数メートル先で、Oさんもやはり座り込んでいました。
なんとなくOさんと雑談をしてから、またひとりで正門近くをブラブラ。
昌徳宮のとなりには、地続きで昌慶宮という王妃たちの住まい跡がある。
その時は、とてもそこを回ろうという気力はなくて、近場の仁寺洞まで出て、お昼ご飯でも食べながら
午後の予定を決めようかなー、なんて考えていた。

とりあえず門を出たところにある公園で一休みをしようと思ったら、既にベンチにはOさんが腰をおろしていた。地図を広げていたので、これからどちらへ?と尋ねると、昌慶宮に行くとのこと。
ちょこっとおしゃべりをしていたら、いきなり「一緒にいきませんか?」と誘われてしまった。
断る理由もなかったので、思わず「はい!」と答えてしまいました^^;

そんなわけで、昌徳宮の正門とは正反対の場所にある昌慶宮の正門に二人で向かいました。
歩けど歩けど門にたどりつけず><; とにかくずいぶん歩いたな~~~@@;
後で知ったのですが、二つの宮は中でつながっており、わざわざ表に出なくても楽に行き来が
出来たとのこと@@;

日本語のガイド付きのコースを申込もうとしたら、1時間後に集合してくださいと言われた。
「とりあえずお昼ご飯を食べましょう」ということになったけど、門前近くに食堂らしき店は
全く見当たらなかった(ガ~~~ン!) 
コンビニもないし、お腹はすいてきたし、かといってOさんを一人残して戻るのも気の毒だし・・・。
突然目の前におばさんが露天をはっているのに気づいた。
Oさんが一言・・・「今日のお昼ご飯はこれにしましょ!」
かくして、広大な昌慶宮の森の中のベンチで、Oさんと並んでお弁当のキンパブを食べたのであります^^
(朝もコンビニのキンパブだったけど~~~;;)
このキンバブは、いままで食べた中で最高に美味しかった~^^/)

Oさんは、私よりひとまわりほど年上の方で、仙台にお住まいとのこと。。
息子さんが仕事で韓国に駐在しているとのこと。
昨年旅立ったご主人のこと。
そして昨年の震災のこと、などなど1時間あまり、木漏れ日の中で、静かに語ってくれました。
そして、私も自分のことをボソボソ話しました。
数十分前までは、全くの赤の他人だった方と、こうして並んでお弁当を食べながら、それぞれの家族の
ことを語り、人生を語り合っていることが、不自然でないことが、なんとも不思議だった。
本能的に違和感を感じない方と、偶然出会ったのだと思う。
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その後、私たち二人と若い男性ひとり(三人とも日本人)を、チャーミングなガイドさんが、
昌慶宮をじっくり案内してくれました。

建造物の造形美と、庭園の素晴らしさは、昌徳宮にとてもかなわないけれど、昌慶宮には甘美さと物悲しさが同居しているような不思議な雰囲気がありました。 
わたし的には、こちらの方が印象深かったかも。
宮殿をひととおりまわったあと、最後に高台から全景を望むと、土がむきだした広い土地が目に入った。
かつて王妃や多くの側室たちの住まいが点在していたそうですが、今は見る影もなく。
規則的に植えられた松の木が、館があった面影をとどめていました。
秀吉による文禄の役の時に、火災により消失し、その後再建されたものの、ふたたび日本の統治時代に
取り壊されるという不運を背負った土地です。
30年ほど前から、国を上げて修復にかかっているそうですが、元の佇まいに戻すまでには
100年単位の歳月が必要だそうです。
説明するガイド嬢の声が、心なしか小さくなったような気がしました。 胸が痛みました。
しばらく、高台から眺めていると、鳥たちのさえずりが、女官たちの華やぐ声にきこえてきました。

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by kuromame55 | 2012-11-02 00:43 | SONG ILKOOK | Trackback | Comments(4)
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Commented by ako at 2012-11-03 18:29 x
kuromame55さま~
つづきを ありがとうございます。
昌徳宮と昌慶宮の散策では 本当に 素敵な出会いがあったんですね・・・・^^ Oさまとは 何かのご縁ですね~ 
動物も人も kuromameさんの優しさを感じて 出会いを下さるんですね・・・ 

女官達のささやき・・・・私に聞こえるのかな~?

大変な一日なのに ・・・・・まだまだ 夜へとつづく・・・・
歩けない私が 恥ずかしいで~~~~す。 ゴメンナサイ!

つづき・・・・楽しみで~~す^^v
Commented by kuromame55 at 2012-11-03 22:05
akoさ~ん、コメントをありがと^^
「歩けない私」・・のところで吹き出しちゃいましたよ(*゚▽゚*)
そーだねー、この日は長い一日なんだよね~。
まだ3分の1日だった^^; 
続きは、またいつになるかわからないけど、楽しみにしてね^^/
Commented by ココ at 2012-11-09 11:10 x
おはようございます~。^^

>歩けど歩けど門にたどりつけず

とてもよく分かります!!^^
私たちは、景福宮から昌徳宮まで歩いたのですが、本当に歩けど歩けど門につけず、途中の仁寺洞の大通りに面した喫茶店でかなり休憩(ダウンしかけそうになりました)してしまいました。地下鉄では一駅なので、乗れば良かったととても後悔しましたよ!

取り壊された王妃や多くの側室たちの住まい・・・
復旧に100年もかかるのですか?
心が痛みます。ーー。

韓国の紅葉は綺麗でしょうね~。イルグクさんの「ロビィスト」では紅葉が綺麗!という印象がすごくあります。


韓国ひとり旅、素敵なご縁に出会われた旅でしたね!^^

Commented by kuromame55 at 2012-11-10 10:55
ココさ~ん、おはようございます~す^^/
景福宮から昌徳宮までは、たしかにかなりありますよねー@@;
でも、疲れた身体に、お茶もおいしかったこでしょう^^
市内の史跡には、日本統治時代の影の部分と遭遇することが多そう^^; 現実を受け止めることが大事かと。
旅での素敵な「ご縁」は大切にしたいですね^^